金と他の貴金属の違いについて

貴金属の種類はダイヤモンドや金、プラチナなど色々なものがありますが、その中も主軸と言える貴金属が金です
なぜ金が貴金属の主軸なのか、それは金には高価な貴金属として重宝された長い歴史がある上、貨幣、現金と密接なかかわりがあるからです。

 

昔の貨幣は金で作られることが多かったですし、初期の紙幣も金と交換出来る、金引換え券のようなものでした。
もちろん、現在はこれら金本位制は廃止されており、1万円札を金と引き換えることは出来ませんが、
それでも金と通貨に密接な関係があることは確かです。
なので、今でも金はダイヤモンドなど他の貴金属とは違う、貴金属と王様と言える立場なのです。

 

ちなみに、金には他の貴金属と違う点がもうひとつあります。それは、工業用の需要がほとんどない点です。
金同様、貴重な貴金属として有名なプラチナやダイヤモンドは、工業用の需要がかなりあります。
ですが、金はアクセサリーや指輪などに使う重要、いわゆる宝飾用の需要と、金の延べ棒や金塊として持っておく需要はあっても、
工業製品として使う需要はほとんどないのです。
なので、不況になって工業製品の供給そのものが減っても、相場が下落することはないのです。

 

どんな状況になったとしても、一定の価値を確保できる上に、
不況になっても相場が暴落することはない、それが金という貴金属の強みなのです。
ですので、現金のかわりに貴金属を持ちたい場合、ダイヤモンドや銀ではなく、金を持っておくのがいいでしょう。